こんにちは、まとんマサラです。
本日ご紹介するのはNTR Jr.の過去作『Naa Alludu』(2005年)。NTR Jr.とラムヤ・クリシュナ(『バーフバリ』のシヴァガミ)が婿と姑を演じる恋愛コメディです。原案は『バーフバリ』シリーズや『RRR』などで知られるV. Vijayendra Prasad。
Naa Alludu (2005) ⭐ 3.4 | Romance
Naa Alludu: Directed by Vara Mullapoodi. With N.T. Rama Rao Jr., Ramya Krishnan, Shriya Saran, Genelia Deshmukh. Karthik seeks revenge after Bhanumati refuses t...
タイトルの「Naa Alludu」とはテルグ語で「私の義理の息子」という意味。婿姑ものはテルグ映画の定番ジャンルなのだとか。
ラムヤ・クリシュナ演じるバヌマティは大企業を経営するやり手の実業家。ある時NTR Jr.演じるカールティクという若者が履歴書を持って面接にやってきますが、彼の能力に関わらずバヌマティはカールティクを軽くあしらいます。
怒ったカールティクは、仕返しにバヌマティの娘と結婚しようと企てます。しかしバヌマティには娘が2人おり、ひょんなことから2人ともカールティクのことが好きになってしまうのでした。
…というあらすじではあるものの、本作の実質的なヒロインはラムヤ・クリシュナ演じる義母です。
娘2人とのダンスシーンはあるものの恋愛の場面はあまり描かれておらず、あくまで若い2人はお飾り。劇中ではカールティクがバヌマティの美貌にドギマギしたり、小競り合いをしたり、スカートの中に隠れたりします。ちなみにカールティクの決め台詞は「ナマステ、アッタ」(よう、義母ちゃん)。
物語の終盤はカールティクの出生に秘密が明かされ、1人対複数の唐突なアクションが始まるなどいつも通りの謎展開。それでも NTR Jr. やラムヤ・クリシュナらによる家族のドタバタ劇が楽しい娯楽映画です。
その他の出演者
- シュリヤ・サラン(『RRR』のサロージニ)バヌマティの娘役
- ラジーヴ・カナカーラ(『RRR』のニザーム藩顧問)カールティクの恋敵役
- アリー(『ヤマドンガ』のサティ)カールティクと悪巧みをする役
- ブラフマーナンダム(いつも出ているおじさん)汚職警官役