こんにちは、まとんマサラです。今日は『RRR』でラーマの父親役(ヴェンカタ)を演じたボリウッド屈指のイケオジ、アジャイ・デーヴガンさんについて書きます。
アジャイさんは1969年生まれの現在54歳。1991年のデビュー以降、出演作の数が100以上にのぼる大スターです。ボリウッド俳優として初めてプライベートジェットを所有した人物でもあるとか。
最新作は日本でも公開されたタミル語映画『囚人ディリ』のボリウッドリメイク『Bholaa』(今年3月インド公開)。主演、監督、プロデュースを務めています。
なお、2009年に苗字の表記を Devgan から Devgn に変更しているため Ajay Devgn が正しい表記です。
夫妻で受けたインタビューでは、マトン・キチュラが得意料理だという家庭的な一面も。キチュラとは肉と豆のスパイス炒め煮込みです。
食事をとりながら和やかに会話するデーヴガン夫妻、微笑ましいですね!
さて、100作以上ある出演作の中から敢えて私がおすすめするのは2014年の珍作『アクション・ジャクソン』です。
IB Times India で「悪夢」と評された本作。アジャイさんは Vishi と AJ (どちらもアジャイさんの名前をもじった役名)という二役で主演しています。
アクションスリラーというジャンルですが、作品の2/3まではアジャイさんと夢デートのような内容です。2時間3分ごろからジャクソンがアクションしますので、時間のない方はこのあたりから観ると良いかもしれません。
日本刀を手にギャングの基地へ乗り込むAJ。襲いかかる男たちを次々と日本刀で刺していきます。刀の使い方がおかしいけど突っ込んではいけません。ガレージなのにAJが障子襖をブチ破って突っ込んできても気にしてはいけません。そもそも舞台はバンコクなのですから。
能の「ぃよ〜〜っ」という掛け声が至る所にSEとして使われていることも特徴の本作。ラストの爆発シーンは日本人ならぜひ見ていただきたい逸品です。
『アクション・ジャクソン』は日本未公開。気になる方は探してみてね!