テルグ語の辞書をオーストラリアから取り寄せた話

こんにちは、まとんマサラです。

先般「テルグ語の辞書をイギリスから取り寄せた話」というブログを書きましたが、早くも収録語数が足りないことに気がついてしまいました(注:まとんは変態的な学習意欲を持った人間です)。

たくさん単語が収録されたテル英辞書ないかね?と聞き回り、テルグ語話者からすすめられた Charles Philip Brown の「Telugu-English Dictionary」を購入しました。 イギリス人の公務員によって19世紀に書かれ、1994年に再版された本です。

中指くらいの厚さがある。

印刷技術が今ほど発達していなかったのか、文字がところどころ潰れていたり消えていたりしてまるで古文書。

最高だぜ…

購入したのはオーストラリアの Book Merchant Jenkins というセクシュアリティや民俗学などが専門の古書店。経年劣化はあるものの、破れや折れのないきれいな本を頑丈な梱包で送ってくれました。

(海外の出品者からネット経由で古書を買う場合、蜘蛛の巣の貼り付いた本が「コンディション:グッド」として送られてきたり、ビニール袋に裸で入れられて本体が傷だらけの状態で届いたりすることがあります)

表紙の裏には Gary Simes 博士の署名。セクシュアリティと言語学の研究をされていた先生のようです。一体どのような経緯で Simes 先生がこの本を手にしたのか…そしてどのようにして古書店に渡ったのか…なんだかこの本だけでも映画が作れそう。

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